所員雑感

IMPRESSIONS

遠い和平への道のり・・・
それでも、人間の英知に希望は持ちたいものです。

2023.7   櫻井惠子

破壊しつくされ瓦礫ばかりとなったウクライナの街で、互いに国旗を掲げ合う状況にむなしさと悲しみを禁じ得ません。戦争は最大のエコサイド(環境・生態系の大規模破壊行為:「エコ」と「ジェノサイド(大虐殺)」を組み合わせた言葉)である、ということをテレビに映し出される数々の映像が物語っています。

しかし、「ウクライナと同じ状況になれば日本を守るため、武器は必要」という主張に対し、説得力のある言葉を見つけられずにいます。「非暴力、不服従」を説いたマハトマ・ガンディーの「私は失望したとき、歴史全体を通していつも真理と愛が勝利をしたことを思い出す。暴君や殺戮者はそのときには無敵に見えるが、最終的には滅びてしまう。どんなときも、私はそれを思うのだ。」という言葉を信じたいと思います。

一日も早い停戦を、ウクライナの人に笑顔が戻ることを祈るばかりです。

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